このコースでは、サプライチェーン管理における実践的なツールと、HRDD原則の適用に関する実務に基づく知見を、具体的なケーススタディを通して学びます。
参加者は、サプライチェーンにおける複雑な人権リスクに対応する企業システムの構築に数十年取り組んできた専門家から学びつつ、HRDDの実行に関わる重要な問いに取り組みます。
  • 調達ポリシーにサプライヤー行動規範を効果的に組み込むには?
  • 自社のリスク状況をどう把握する?人権リスクに基づくサプライヤーの優先順位付け・分類はどう行うか?
  • サプライチェーンのリスクを適切に管理・対処するための主要なプロセスとは?
  • 望ましいサプライヤー・エンゲージメントとはどのようなものか?
  • 成果はどのように測定するか?
本研修では、サプライチェーンマッピング、サプライヤーとのエンゲージメント、モニタリング、パフォーマンス管理などについて、進化し続ける人権への期待に応えるための実践的なガイダンスを提供します。

サプライチェーンのリスクマッピング、サプライヤーの優先順位付け・分類に関するインタラクティブ演習
さまざまな業界や国における人権リスクの実例を用いたケーススタディ分析
リスク軽減・管理のための効果的な管理策についても学びます。
ビジネスの責任を振り返り、HRDDの実践に関する見解を共有する、専門家主導のディスカッション
導入準備度調査(Implementation Readiness Survey)を通じてセルフアセスメントを行い、マネジメントシステムのギャップや改善の機会を特定
理解度確認とフィードバックセッションを通じて、学習内容を定着させ、重要な概念を明確にします。

トレーニングに関する詳細情報:

本コースは、講師が参加者一人ひとりに丁寧に対応し、より質の高い学習体験を提供できるよう、定員を最大25名に限定しています。
研修は英語で実施されますが、配布資料は英語・日本語の両方を提供し、Q&AセッションやグループワークではDIWA Japanスタッフによる日本語サポートもご利用いただけます。

開催概要:

会場:コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション

日程:2026 年 2月24日から25日 9:00-17:00

参加費:USD1,100 (昼食・コーヒー付き)